フラれる準備して待ってるね

そう伝え、１０日経った頃
いちくんから返信がありました......

のっこさんはいい女だよ。いつも心の支えになってた。バカみたいな願いも聞いてくれたりして、だから繋がっていられたんだよ。大好きに決まってるじゃん。
今の自分が情けないんだ...メール返すことも出来ず怖がってばかりで逃げて
よりを戻しても迷惑ばかりかけるの知ってるから、返事しないことしょっちゅうだよ。
耐えられる？繋がっているのかも分からなくなるんじゃないかな。
そんな孤独より踏ん切り付けた方がいいんじゃない？

大好きに決まってるじゃん！！

大好き、、だった...というのが正解でしょうけど

カレなりに想ってくれていた
例え嘘でも
そう思えたらそれでいい

自分を悔いてる？
踏ん切りをつけた方がいいんじゃない？そう私に促して
いちくんは決断しないの？
出来ないの？
したくないの？
？？？？？

この時、私からの返信は
終わりにしようという気持ちで書き始めました.....
足元には思い出がたくさん置かれていて、現在進行形でなくなったのは分かっても中々踏ん切りつかないこと。
なので終わりを告げられるなら諦めつくし、ズルい私はいちくんから言わせようとしてたこと。
最後に逢った時「不倫なんてするものじゃないね」って身も蓋もないこと言って、でもその変な一体感は心の叫びだったのかなってこと。
そして不倫について云々...私なりの考えを語ったり...
苦しみを分け合いたいみたいなことを述べたり...
そして、書き終わりには
連絡なんて気が向いた時でいい
例え逢えなくてもいいんじゃないかと思えてる
ただ一方通行ではいつか愛情のタンクはなくなるし、その時はお終い
あなたに気持ちがないのなら、話は別なので
そんな内容を送ったのでした。。。

数日経って

サイト内のことでどうしても知らせたい内容があったのと
不倫云々を語ったり、苦しみを分け合うみたいな内容がとても恥ずかしくもあり
今までのやり取りが何だか急に懐かしくなってしまって、色んな想いが交差し始めて、更なるメールをしたのです。

でも結局は......
やっぱり、いちくんが好き
それを伝えたかっただけなのかな？と、今ではそう思えます。
これからも心に居て欲しいと願ってしまうし、例え細くなっても繋がっていたい。

優しさや優柔不断なところ、そんな全てを受け入れて
今までと形は違うけど
繋がってる選択はないものか

お互いが納得できるカタチが何かあるんじゃないかって模索し始め

この冬を越えたのだから
あとは、どうにでもなる・・・・・・
どの視点から捉えたんだか分からないけれど
そんな心境なのって言ってみたり。。。

そうして、もし道が繋がれば会えればいい
二度とないと思うと寂しいから、希望は持ちつつ

本当はね、気が向いた時に連絡...
そんな繋がり社交辞令みたいなもので
だんだん返信に間隔があいて
しだいに消滅するんだと
それでも、スパッと出来ないなら
緩く細く繋がってるの
それもまたありなのかな？？
そう思っての提案でもあったのです。

これで、もう気持ちがないなら
無理に返信は不要です。
その時はこれが私から最後のメールとなるので
今まで素敵な時間をありがとう。本当にありがとう。。。

私の想い

全てを伝えたくなり

想いをたくさん書き連ねた内容は
きっと、いちくんを困惑させたに違いないのです。

返信はもう来ない

それならそれで
仕方ない

そんな風に思いながら

真冬の寒い季節

でも必ず春は訪れる

季節は巡るのだから

いつか私の心も

ゆるゆると流れる水の如く