nokkoの小部屋

ほっこり優しい気持ちで 明日につながりますように

空白の4月

別れを切り出されて


最後に会うか?会わないか?


少し考えさせてと言いましたが


翌日には、「会わない」


そう私の中で答えは決まっていたんです。



ゆっくりでいいと言っても


きっと前に進みたいんだろうな。


早めに返事をしよう・・・そう思っていました。




ですが、4月に入り


家族も私自身も


新生活がスタートして


副業の仕事を始めたこともあって


生活パターンが大きく変わり慣れない毎日


本業の仕事、家事、子どもの行事...等、


副業が深夜なることもあり


頭もぼっーとするような


睡眠不足の日が続いていました。


悲しみに暮れている暇はないとはこのことか??


ただただ時が流れていました。


ただ、どんなに忙しくても


いちくんとの別れを受け止めると


ふとした時にドッと押し寄せる


寂しさ、これはもう致しかたないですね。


防ぎようもないし。



本当に会わずで後悔しないか?でも会ってどうなるの?


「会わない」と決断した時の勢いはなく


気持ちは行ったり来たり…


これで最後...だ。


そう思うと、


「会わないでここでさよなら」って


その一言が言えず


どう伝えよう?そんなことを考えながら


そして忙しいことをいいことに


どこか先延ばしにしたい気持ちが見え隠れしてる。


ズルい自分がうんざり嫌になりながら


いちくんに返事を返せずにいました。


今まで私からの返信は、当日か翌日がほとんど


遅くても2~3日後には必ずしていたので


こんなに間をあけたことありません。




そして3週間経った時


「もしかして相当悩んでる?もう少し話し続けてみる?」


いちくんから、そんなメッセージが届きました。



嬉しかった。


私が、迷って動けなくなってること分かってる?


それなら、もう少し話し続けてみる?…って


そう言ってしまう、カレの優しさが痛いほど嬉しかったのです。


待たせているのに


何ら進展させる答えが用意できず


本当にゴメンネ


そんな気持ちでいっぱいでした。。。