秋のデート 木漏れ日の散歩道
湖に到着
木漏れ日の散歩道
両側の木々を繋ぐフラッグが頭上に彩られている。
なんだか、カーニバルみたい。
湖に向かって置かれた
デザイン性のある木で組まれたローチェアー
声もかけずに立ち止まり
ちょっと座ってみたくて腰かけた
先を歩いていた彼は
ひょいっと戻ってきて、お隣に座った
低い座面から、湖面を眺める
気持ちいい・・・
反射する太陽光で
水面が揺らめく
とっても綺麗・・・
緑の芝は、小さな子供を連れた家族と
ワンちゃんを連れた人たち
穏やかに自然と呼吸しているようだった。
大好きな人がお隣にいる。。。
あぁ、これぞ、なんていう幸せ~♡
走り周る子を見て
彼が夫で、子どもがいたら?
こんな風に休みの日は一緒に過ごすのかな??
家族になることはない私たちだけど
ちょっと考えてしまった。
そんな私の想像、覗かれたら
きっと「私の子供欲しいの?」( ̄ー ̄)ニヤリッ…なんて、無責任に言うのかな。
いてててて!腰が・・・と言って
あまりに低いチェアーから、彼が立ち上がった
もう~せっかく浸っていたのに~(笑)
写真を撮る時は、少し後ろで待っていてくれる。
今年も、風景を少しだけ撮影
お散歩の帰り道は
そっと手を握ってみた
指をからませると…恋人繋ぎに握り直された指先に少しだけ力が入る
約1年ぶりの手繋ぎ散歩
重なりあった手のひらは
ポカポカ
優しいぬくもり
ゆるやかな上り坂を
近くの保育園からお散歩に来ていた
小さな子供たちと
同じくらいに
ゆっくり歩く
秋晴れの木漏れ日の中で
今日という日
瞳の奥にしっかり記憶して
下から見上げる空
「気持ちいいね~」
「うん、そうだね。」
今、この瞬間
同じ空を見上げた
やっぱり、ここへ来てよかった。
いつまでも続く散歩道ならいいのになぁ。
彼が笑っていられるように
私も笑っていよう
【そんな穏やかな木漏れ日...つづく】
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