nokkoの小部屋

ほっこり優しい気持ちで 明日につながりますように

まさに堪能

お部屋に入り、上着からスマホを出すと
仕事の要件が入っていたのか
『ちょっと待って』と、しばしお仕事モードの彼


コートを掛けたり、お風呂を見に行って
戻ると、まだ終わらず
ソファーに何となく座る
『大丈夫?』と、声をかけると
『うん、ゴメン、もう終わる』って


よし、と、隣に腰を下ろし
私を自分の膝の上に座らせると
後ろから抱きしめてくる、脱力
さらに、首筋には唇這わせてきて、さらに脱力
照れながら
もう~なに~
やだぁ~
イヤなの?
イヤじゃない・・・
チュっと......お決まりのやり取り


あっ、そうだ、そう言って
狭いソファーで、私の腿に頭を乗せてくる
膝枕したいなぁって話を思い出したのでしょう
されたいとは言わないけれど、満更でもない様子(笑)
頭を撫でながらの膝枕は
会えない時間に起きたことを
紡ぎ合わせる
とっておきの甘い時間
この時間だけは、独占させてね
ここに彼が存在していること
今は、ただそれだけを感じていたい


日頃、思い描いたことを
こうして叶えてゆく


『満足した?』
『うん、大満足!ちょっと良かったんでしょ?』
『うん、満足かな』
『こんな狭いとこでなくて、ベッドあるのにね』
『そっち行こうか』と抱きかかえられる


奥さんにとって、性的なことは子作りのためだけだった
いつか彼が話してくれたことがあった
もともと積極的ではなく無理してたと
もう家族なんだから、必要ないでしょって
結婚後は、セックスは二人で深められると思っていたから
悩んで模索した数年間
それでも改善されず
自分が我慢すればいい
そう思っていたけど
欲に負けたと
本当に奥さんを愛し貫いたら、こうはなってないかも…
そう自分を戒める彼
(無論、不倫相手にするこの話が全て本当とは限らないけど)
スキンシップはあっても
受け止めて貰えない
それなら私が受け止めよう


ずっと苦しんだ結果
不倫の道へ
それは私も同じ


彼の日常は、そこ意外は
それなりに満たされている訳で
奥様にも愛情を持たれながら暮らしている


私の存在は、あくまで非日常
それは分かっている
分かっているけど
簡単に割り切れることは出来なくて


抱かれて
高みに連れていかれる度に
私は自分が惨めな気持ちにもなり
こんな身体、もうゴメンだって思うのに
でも反面、嬉しくて幸せで
彼に、もっともっと深く愛されたい
そう願ってしまう


彼を通して
私を通して
互いを堪能する
かけがえのない時間


前回のあの感覚を
今一度、確かめるように
触れてくる.....
やっぱりね(//∇//)


女子DAYだった前回
芽生えた感覚は
間違いなかったみたい


私の反応を楽しむ彼


しばらく堪能させてもらいました(〃ω〃)


この日は前回より出血していて
『血、怖くない?』
『どうだろ?したことないし』
『ダメだったら言ってね。私もこんな日にしたことない』
それならしなきゃいいのにね( ̄∇ ̄)
『これ以上、ここでは無理だよ。お風呂行こうよ・・・』って


バスタブに一緒に浸かり
向かい合って抱き合う
跳ね上げた脹脛をみて
太くなった?
お胸をみて
小さくなった?
確かにね
悲しいかな、走り込みの産物ですよ( ̄∇ ̄)


『大きさと感度は関係ないみたいでよかった』
『あはっ、確かに...』と触れ合いがエスカレート
恐る恐るの挿入が大丈夫みたい
それが分かると
『どうされたいの?』って
うわごとのように、もっと、と口走る
理性は効かず
興奮が止まらず
動きが止まらず(笑)
床が滑る、タオル敷いて
気づくと、床が血飛沫…
『す、すごいことに、、なんかの事件現場みたい( ̄▽ ̄;)』って


結局、彼はイクことなく終えました。
そんなこと初で
満足出来なかった訳ではない…充分堪能した!
そう言ってたけれど
女性の私には分からない
そういうものなのかな?


お風呂から出て、時間を確認するとあと15分
『あっ、忘れてた!!これ渡したかったの。はい』
バレンタインだったから・・・チーズケーキを出すと
『へぇ~ありがとう』
パッケージを見ながら
『これ作ったの?いただくね』って
『うん、ヘルシーにおからのチーズケーキ、甘くないし美味しくないかもだけど』
既に開けていて、口にしてる(笑)
『美味しいよ。ちゃんとチーズケーキだし』
ん?って、一口サイズを半分咥えて、こちらを向く
半分個のチュー♡
何度も口に運んでくる
餌付けしている親鳥のよう(笑)
何、何、このあま~い感じ
ケーキは甘くないけど
帰り際で、寂しい気持ちが
吹き飛んでしまいました(*⌒∇⌒*)テヘ♪


オマケのアポロチョコもいる?と聞くと
うん貰っておくとポケットに閉って


駅まで送ってくれて
またね!!って2時間の逢瀬は終了!!


帰りの電車では
皆さんマスク、無論私も
新たなウィルスの脅威に
今後の先行きが不安の中
早くこの事態が収束して欲しい


また今度逢える日まで
どうか無事でね


長旅の電車は、現実との狭間で揺られながら
日常へ


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逢瀬の備忘録として、だらだら書いた長文をお読みいただきありがとうございます゚.+:。(´∀`)゚.+:。